老人クラブ優良事例発表会(県北地区)を開催しました
今年度は豊後高田市にて開催。
豊後高田市老人クラブ連合会 都甲昌叡会長の挨拶で開会しました。
発表内容は以下のとおりです。
①宇佐市老連 高森のぞみクラブ 監事 安倍義則さん
グラウンド・ゴルフが盛んなのぞみクラブは、ミニコンペや練習を通じて会員どうしの親睦を深めています。
年に2回の「免が平古墳」の清掃時は、古墳の急斜面を元気な男性会員が刈り、刈った草を女性会員が集めるなど、役割分担をしながら作業します。
休憩時間は談笑しながら情報交換をする場となっており、様々な活動を楽しみ合う会員さんたちの様子が感じられました。
②中津市老連 成恒老人クラブ 会長 片桐文隆さん
各地で広がりつつある「週一体操教室」ですが、成恒老人クラブは三光地区内で2番目に週一体操を始めたクラブです。
メジロン体操やタオル体操、ボール体操を行い、年に一度体力測定をして、記録の維持・向上をチェックします。
ほかにも民生委員とタイアップした友愛訪問、自治会と一緒に行う三世代交流の活動など、地域に密着した活動が魅力です。
年に3回行う廃品回収で得た収入は、クラブの活動費に充てています。
③豊後高田市老連 岩城老人クラブ会長 量山 慶信さん
民生委員、自治会長が会員に入っている岩城老人クラブ。
地域の幼稚園や小学校との交流が盛んで、芋差し・芋掘り、七夕の装飾、しいたけの駒打ちなど多彩な活動を行っています。
ほかにも、高齢者施設の運動会に参加(近年はコロナ禍のため中止)したり、交通安全の街頭指導、花畑整備を担うなど、地域にとってなくてはならない存在です。
量山会長は、「会員の高齢化が進む中、連れ合いの勧誘を中心に積極的に会員増強に取り組みたい」と締めくくりました。
発表後の講演では、大分県言語聴覚士協会 副会長 吉田玲子さまにお越しいただきました。
「介護予防の心得~聞き上手は『きこえ』にあり~」と題し、耳がきこえにくい方との接し方や補聴器の活用法などについて学びました。
きこえにくいと、周囲から孤立してしまう可能性もあります。
コミュニケーションをとるときは、口元が見えるようにゆっくり話す、相手がこちらに気づいてから話し始める、伝わりにくい音(「シ」や「ツ」など)があることを理解するなど、工夫することが大切であると学びました。
最後は、次回開催地である宇佐市老連 安部文雄会長の挨拶で閉会となりました。
ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回は11月24日(木)豊肥地区です。