「パワフルシニア活動応援事業補助団体」の活動見学~鎮南山を守る会~

 令和5年3月12日(日)鎮南山を守る会(廣瀬功会長)が開催した「ミツマタの花と森の観察会IN鎮南山」に参加してきました。
同会は、新たにミツマタの谷の自然保護の活動と自然観察ができるルートの確保を目的とした整備活動を始めました。ミツマタは、和紙や紙幣の原料として有名です。

 今回は、ミツマタの谷の自然観察会ということで、自然観察指導員の鬼塚さんと瀬口さんを招いての登山会が催されました。登山口の掲示板に今日の観察会を前々から告知していたということで、別府市や津久見市などから50名を超える方が集まりました。「ミツマタの花は聞いたことはあったけど説明があるから楽しみにしてきた」と参加者の方は話していました。

 廣瀬会長のあいさつ、小畑事務局長さんの説明、指導員さんの紹介のあと、3グループに分かれてそれぞれのルートから頂上を目指しました。登りはじめて早速「ミツマタの木が数本ありましたが、3合目付近にあった「ミツマタの群集」は圧巻でした。黄色白色の色鮮やかな光景と甘い匂い。幼木にも赤い目印をつけて「幼木注意!」の立て札もしっかり整備され、参加者は思い思いに写真を撮ったり香りを嗅いだりしてました。
 また、近くの小さな池には、オオイタサンショウオの卵があるではありませんか!?理科の教科書でしか見たことがない光景でした。

    

 

 時々マスクを外して森の空気を吸いながら、頂上を目指し軽食を食べ、無事下山しました。
 臼杵市民のハイキングコースとしても親しまれている「鎮南山」。途中で犬の散歩をしている人も見かけるなど親しみやすく大事にされている山であると感じられました。
当日、同じく市内の老人クラブ「PCみらい」がドローンによる「ミツマタの谷」を撮影する予定でしたが視界不良でできず残念でした。

 なお、私が参加したAグループには、大分合同新聞社の記者、臼杵市のケーブルテレビのカメラマンの方がミツマタの谷まで同行されました。今回の観察会については記事などで目にする機会があると思います。鎮南山を愛する活動、参加させていただきありがとうございました。