参加者どうしの交流が深まりました!~ふれあい囲碁と意見交換会~
令和6年8月19日(月)、アクティブシニア養成講座 高齢者の生活支援①の講義を実施しました。
講師はNPO法人 地域ひとネットから、野尻講師と安東講師にお越しいただきました。
前半は野尻講師による「ふれあい囲碁」の体験。
説明を受け、模擬戦を経て4人ずつチームに分かれ、ブルーシートで作られた大きな碁盤で対戦!
ふれあい囲碁の魅力は①チームみんなで協力しあうこと、②ルールをみんなで決めていくこと等にあります。
また、通常の囲碁では「黒が先攻、白が後攻」と決まっていますが、ふれあい囲碁ではそのようなルールはありません。
チームキャプテンがジャンケンをし、勝った方から碁石(白黒ではなく違うイラストの描かれたパネルのようなもの)を選びます。
その後、メンバーと相談して先攻後攻を決め、整列して挨拶し、ゲームスタート!という流れです。
囲碁の知識がある方は率先してアドバイスを投げかけ、初心者の方は「どこに置けばよいか?」とチームメイトに相談しながらゲームを楽しみました。
後半は安東講師の進行のもと、グループで地域活動について意見交換会を行いました。
まずは「自分整理シート」で自己紹介。聞いた情報は「他人情報シート」にまとめていきます。
アクティブシニアは常連の参加者さんが多いですが、初めて知ることも多かったようで、各グループからは「ええーすごい!」「素晴らしいね」と声が聞かれていました。
交流が深まったところで「地域における課題」「課題に対する意見(解決策など)」を出し合います。
出てきたのはこんなことでした。
・隣人との関係がなくなりつつある→地区で会うひとに必ず挨拶する。「おはよう」だけでなく「どの辺に住んでるの?」「何してきたの?」など。
・地域の高齢化が加速している→地域に役立つこと(草取り、見守り)をして「お年寄りがいることで助かる」と言われるお年寄りになる!
課題はたくさんありますが、皆さんの意見からはたくさんの前向きな言葉を聞くことができました。
野尻講師、安東講師、長時間にわたりありがとうございました!
次回は8月29日(木)高齢者の生きがいづくり①の講義です。