老人クラブ優良活動事例発表会を開催しました。(久大地区)

今年度も県内7か所で優良活動事例発表会を開催します。
今年度の1か所目は久大地区の玖珠町です。

令和6年9月9日「久大地区 老人クラブ優良活動事例発表会」を玖珠町森自治会館で開催。
玖珠町老連志津里会長の開会あいさつの後、以下のとおり3名から事例発表をしていただきました。

  

 

 

日田市 田島町老人クラブ 事務長 髙倉淳さん

 昭和44年発足当初は80名ぐらいいた会員が高齢化等により令和2年には30名になり、次年度の役員構成もできない事態となり解散も検討されたが、現会長ら有志一同が旧会員も含め町内の人に勧誘を行った。

・勧誘にあたっては3回にわけて座談会を行い、「クラブ」の活動をどうするか等について全員で話し合った
・新たな取り組みとして「ペタンク同好会」、男性、女性ごとの懇親会の開催、会費の減額を行った
 今後も、行事の参加者が固定化しやすくなりがちだが、だれでも行事に参加できるような工夫が必要であると話をしていました。
 田島町老人クラブは永年の活動が認められ、今年度全老連会長表彰「優良老人クラブ賞」を受賞されました。おめでとうございます。

 

 

九重町 松木川上永寿会 会長 小幡憲一さん

 友愛訪問活動を以前から熱心に活動をしているクラブ。時には民生委員さんと一緒に訪れる等地域での連携も大事にしている。会員増強に苦慮しているが、65歳以上を対象に、懇切丁寧に勧(甘)誘をしていると話す。

 隣地区(川下老人クラブ)との交流会をしたり、地元神社の境内の清掃活動をするなどコツコツとクラブ活動をがんばっている老人クラブでした。

 

 

玖珠町 古後下り老人クラブ 会長 嶋津和廣さん

古後地域は玖珠町の中心部から離れており、日田市や中津市がすぐ隣接しており、文化的にも日田市などの影響をうけていたのではないかと話す。町老連や町の行事などに参加するにも一苦労で、身近である単位クラブの活動に参加してもらうことが大切と考え、皆が来やすいクラブにするように努力している。忘年会、一日研修、サロン等が人気である。

まず自分たちが楽しんで、感動し、感謝をしながら活動をしたいと話していました。

 

 

休憩の後は、「ふるさとの達人」山本紀子さんの講話「人生の旬を磨いて自分らしく輝き続けたい!」を聞きました。山本さんは、玖珠町を中心に腹話術を使った人権や食育等の講演をされております。山本さんが60歳で好齢出産をしたという「永遠の4歳のたあちゃん」と息のあった2人からの心動かされる話とポジティブな言葉のシャワーをたくさんいただいた時間でした。

・人生100年は二毛作時代である
・老化のはじめは心。心の老いが体の老化をすすめる

  

次回は杵築・国東地区です。