令和6年度第2回大分県老人クラブ会員増強推進協議会等を開催しました

令和7年2月18日(火)大分県総合社会福祉会館で、以下のとおり2つの会議を開催しました。

 

「令和6年度第2回大分県老人クラブ会員増強推進協議会」

開催内容は下記のとおり

1 あいさつ(県老連 牧会長、県高齢者福祉課 渡邉課長)
2 市町村老連の2年目の取り組みについて
3 情報交換「会員6割の女性パワーを活かす」
 (1)県老連 白根副会長・女性委員会委員長の話
 (2)臼杵市老連女性委員会 事例発表
 (3)情報交換

 市町村老連の会員増強の取り組みについてアンケートを行ったところ、関係機関に積極的に老人クラブの状況について相談・報告をしたり、会員増強のチラシの配布をお願いしている老連もありました。また、豊後大野市のように、シニアクラブ豊後大野連合会と名称を変更する老連もあり様々な活動が行われています。
 また、老人クラブの会員の6割は女性ですが、会長の9割が男性であるのが県内の状況です。しかし臼杵市は約3割が女性の会長です。その要因の一つとして、市老連女性委員会が運営している「ほっとオレンジカフェ」の活動が女性リーダーを活気づけ、女性会長が増えるきっかけになったのではないかと市老連事務局長は話していました。
 また、大分地区老連では、研修会の開催案内文書に男性1名、女性1名が参加するようにとの記載をしたそうです。

  

 

「令和6年度市町村老人クラブ連合会会長・女性委員・事務局長・担当者会議」

開催内容は下記のとおり

1 あいさつ
2 県から説明事項
   県老連から報告事項・説明依頼事項・情報交換事項

3 研修
「自分らしく生きられる社会をバトンタッチ!~男女共同参画社会の実現にむけて~」
 男女共同参画地域・企業・若年者・団塊世代向け啓発講座 講師 松木和美氏

松木講師は、「女性蔑視の意識を変えていかないといけない」とおっしゃいました。

今後、役員のなり手がいないから老人クラブを解散・休会するという選択をする前に、
男性会員は「女性でも会長ができるんだから、手助けするよ」
女性会員は「会長は男性しかできないものではない、わたしたちでもやれるんだ」
というような風が吹いていくといいなと思いました。