「パワフルシニア活動応援事業補助団体」の活動見学~ほのぼのファーム編~
日田市銭渕町で活動を始めた「ほのぼのファーム」は、自分達で育てた野菜を調理して、地域のひとり暮らしの高齢者へ届けることを目的にしています。
雑草だらけだった休耕地を借り受け開墾し、現在はイチゴやえんどう豆を栽培中です。
効率よく作業するため、農機具などを収納する小屋も手作りしました。
小屋の前にはブリキの竈も設置。寒い日には火をたいて、メンバーの憩の場となっています。
わいわい作業していると、散歩途中の地域住民の目に留まり、立ち寄ってくれることもあるようです。
これまでにカボチャプリンや冬瓜のあんかけをつくり、地域の高齢者に届けたところ、大変喜ばれたそうです。
もともと調理は代表の合谷明子さんの自宅で行う予定でしたが、活動を知った自治会長が、公民館を自由に使えるよう許可してくれました。
メンバーには元自治会長と副会長も入っており、新しい仲間あつめに一役買っているとのこと。
合谷さんは、「イチゴが育てばイチゴ狩りをしたい。今後は小豆も育ててぜんざいをする予定」と話します。
また、地区の会報で活動が紹介されるらしく、今後ますますの発展が伺えます。
近いうちに看板も立ちそうです。
和気藹々、ほのぼのした雰囲気の「ほのぼのファーム」。
これからも楽しく活動を続けていってほしいと思います。