1.老人クラブとは

老人クラブは、概ね60歳以上の自主的な組織として、様々な地域活動に取り組みながら明るい長寿社会づくり・福祉保健の向上に努めています。

(1)老人クラブの組織図

地域ごとに存在する「単位老人クラブ」→支部・地区・校区老人クラブ連合会→市町村・郡老人クラブ連合会→大分県老人クラブ連合会→全国老人クラブ連合会(東京都)
※単位クラブ相互の連絡調整と広域的共同事業を実施するため「連合会」を組織しています。

※令和5年度4月1日時点の県内クラブ・会員数はこちら

老人クラブの組織図

(2)老人クラブの運営について

  • 会則や内規・・・自主的かつ民主的な運営を行っています
  • 役員の構成・・・会長、副会長、会計、部会長など(一般的な例です)
  • 会費・・・各クラブで異なります(年額1,000~4,000円程度)

(3)老人クラブ活動の全体図

仲間づくりを通して「生活を豊かにする楽しい活動」

  • 趣味、文化レクリエーション
    ・・・研修旅行、趣味などのサークル活動
  • 健康づくり
    ・・・グラウンド・ゴルフ等シニアスポーツ、健康学習など
  • 学習活動
    ・・・リーダー研修会、高齢者学級への参加など
仲間づくりを通して「生活を豊かにする楽しい活動」

知識や経験を活かして「地域を豊かにする社会活動」

  • 環境美化、リサイクル
    ・・・公園など公共施設の環境整備、リサイクル活動など
  • 友愛訪問、ボランティア活動
    ・・・ひとり暮らしの高齢者宅への訪問、登下校の見守り
  • 伝承活動、世代交流
    ・・・地域の文化・伝統の伝承活動、子どもや青少年との交流
知識や経験を活かして「地域を豊かにする社会活動」

2.老人クラブの5つの魅力

地域に新しい仲間ができる

同世代だけでなく他世代との交流も生まれ、社会性が保持され連帯感が深まる

健康の保持・増進になる

シニアスポーツや健康教室参加を通じて、こころと身体の健康増進につながる

健康長寿における組織活動の有効性は「日本老年学的評価研究(JAGES)」によって明らかにされました。全国老人クラブ連合会は研究データの分析をもとに、組織活動のひとつとして老人クラブの仲間づくりが健康寿命に大きく影響を与えることをまとめています。

健康長寿における老人クラブの有効性は、研究によって明らかにされています。
知識や経験を活かし、新しい能力の発揮ができる

これまでの生活や仕事、趣味などの知識を活かす機会が増える

社会活動への参加と貢献ができる

友愛活動やリサイクル活動などボランティアを通して地域福祉の一翼を担う他、環境美化や住みよい環境づくりに参加・貢献できる

心のやすらぎ充実感が得られる

地域に多くの仲間ができることで孤独感がなくなり、心の安らぎが得られる

あなたもさっそく入会! あなたもさっそく入会!

入会をご希望の際は、お住まいの地域にある老人クラブの会長や、市町村老連の事務局にお尋ねください。