老人クラブ優良活動事例発表会を開催しました(久大地区編)

 令和5年9月1日(金)、九重町保健福祉センターで「老人クラブ優良活動事例発表会」を開催しました。
当発表会は例年県内を7地区に分け、さらに地区内の市町村老連で会場を持ち回りながら開催しています。
(詳細は県老連事業紹介ページ 「研修・大会」 からご覧ください)

 開会のことばを日田市老連 髙倉勇会長が述べ、続いて開催地の九重町老連 時松干城会長が歓迎の挨拶をしました。
  

その後、以下の方々がご自身の所属する老人クラブについて発表しました。


・日田市 馬原三洲クラブ 会長 梅山政雄さん
 馬原三洲クラブは日田市天瀬地区のクラブ。健康づくり、奉仕活動、会員加入促進に力を入れています。地元の小中学校との交流が盛んで、中学校では毎月1回花壇の手入れを行っています。毎年会員が手作りした竹箒を寄贈していましたが、今年から布ぞうきんも寄贈したところ大変喜ばれたそうです。
 会員増強運動では梅山会長と、同クラブ所属の日田市老連 髙倉会長が中心となり活動を地域に広く呼びかけることで、令和2年度から4年度にかけて合計26名の加入がありました。声かけのポイントは「あまり押しすぎない」「農業や趣味など共通の話題から」とのこと!


・玖珠町 塚脇老友クラブ 会長 竹下博文さん
 塚脇老友クラブは、多彩な活動が魅力のクラブです。年末門松を作って自治会と地元幼稚園に寄贈したり、中学校に盆踊りの指導に出向いたり、地域の方々と「どんど焼き」(飾り終えた門松を燃やす行事)を囲んだり・・・。また、玖珠町といえば「童話の里」として鯉のぼりが有名ですが、竹下会長を筆頭に切株山の山頂にたくさんの鯉のぼりを飾り、見る人を楽しませたこともあるそうです。発表ではたくさんの写真が紹介され、塚脇老友クラブと地元の方々が一緒に楽しんでいる様子が伺えました。


・九重町 桐木老人クラブ 会計 竹尾 友彦さん
 桐木老人クラブの主要活動のひとつが「花いっぱい運動」です。始めたきっかけは、コロナ禍で活動ができず活動費が残りそうになったことで行政への返金を求められたこと。「返金するなら…というくらいの気持ちでした」と笑う竹尾さんでしたが、初年度に10個揃えたプランターは年々5~6個ずつ増えていき、今年で5年目を迎えるといいます。国道・町道沿いに並べられたプランターの花を見る地域の方々から「高齢者たいしたもんや!」と褒められるようになり、それが皆さんのやる気に繋がっているようです。現在は会長の指示のもと水やりの担当区域を決めお世話に励んでおり、もうすぐ秋の植え替えも行われるとのことでした。


 発表のあとは3市町老連の交流も兼ねてグループワークを行いました。お互いのクラブの良いところを伝え合うという趣旨のもと、活動の情報交換などができたようです。

  

 閉会のことばは、来年度の開催地である玖珠町老人クラブ連合会 志津里廣由会長からいただきました。




 開催地の九重町老人クラブの皆さま、ご協力ありがとうございました。
次回は10月25日(水)杵築国東地区での開催です。