令和5年度全老連「活動賞」受賞クラブを紹介します

 令和5年度「活動賞」は、県内から以下のとおり1支部3クラブが受賞しました。

今市町老人クラブ(大分市・伊東祥介会長)

 活力溢れる会長を筆頭に多彩な活動に取り組んでいる当クラブは「人生をもっと楽しく生きるためには、心身共に健康でなければならない」という会長の考えのもと健康づくりに力を入れ、家に引きこもりがちな高齢者の交流の場をつくるためグラウンド・ゴルフやスカットボールを実施しています。グラウンド・ゴルフは参加者の成績を記録し提供することで、成績向上につながっているとのこと。
 今市町老人クラブの地域は過疎化が進み、老人クラブが結成できない自治会もあるといいます。健康づくり活動はそういった近隣自治会にも声をかけ、一緒に取り組んでいるそうです。

前内田老人クラブみずほ会(豊後大野市・田嶋英俊会長)

 クラブの平均年齢は83歳(推薦当時)と高齢化していますが、趣味を楽しむなどひとりひとりが活発で、活動の参加率が高いみずほ会。コロナ禍でも集まる場はつくりたいという思いから、令和2年度頃から「自由講座事業」に取り組んでいます。外部の講師を招くことができないため、「自分達が講師になって趣味で学んでいることを自由に教え合おう!」という趣旨の講座です。役員5人がローテーションで講師となり、これまでに防災マップの確認、歴史講座、折り紙講座などを開催しました。
 コロナ禍が明けたら地域の歴史資料館などに赴くなど、活動もさらに広がりそうです。

湯坪長寿会(九重町・時松干城会長)

 会員達の活動参加率を高めるべく現会長が就任後に取り組みだした「お楽しみ会」が大人気です。役員で話し合い、みんなを楽しませたい!と様々なことを企画します。県老連の「ふるさとの達人」派遣を活用したり、社協職員の協力のもと脳トレやゲームに取り組んだり。お手玉ゲームや魚釣りゲームは、乗り気でなかった会員もやっているうちにだんだんと真剣になり楽しんでいるとか。令和4年度にはボッチャの道具も購入し、一層活気づいているといいます。
 このお楽しみ会をきっかけに、コロナ禍で引きこもりがちであった会員の出席率も徐々に伸びてきているとのこと。会員増強にも力が入ってきているようです。

宇佐支部老人クラブ連合会(宇佐市・相良貞喜支部長)

 平成の大合併で宇佐市老連は3つの市町が合併しました。宇佐支部は旧宇佐市老連です。健康づくりが特に活発で、健康ウォーキング大会や女性部レクリエーション会などを開催しています。
 健康ウォーキング大会は市総合運動場のグラウンドや周辺を散策するもので、体力に合わせて1~3キロコースから選べます。事務局と副会長2名が各コースの先導を、女性部が受け付けや参加賞の配布などをそれぞれ担当しているとのこと。大会の参加募集は各地区の区長さんも協力してくれており、回覧板などを利用し案内しているそうです。単位クラブではなく支部の活動ということで活気もあり、親睦の場としても人気の高い活動のようです。


 受賞おめでとうございます 😀 !
今後の更なる発展に期待しています!