老人クラブ優良活動事例発表会を開催しました(杵築国東地区編)

 令和5年10月25日(水)、杵築市大田中央公民館で「老人クラブ優良活動事例発表会(杵築国東地区)」を開催。杵築市老連 二野瀬会長の挨拶で始まり、以下のとおり3クラブ・老連から発表いただきました。
 



①国東市 麻田下老人クラブ連合会 宮崎信二会長(国東市老連会長)
 麻田下老人クラブは、宮崎会長いわく「親の代から続いているクラブ」とのこと。盆踊りの練習やラジオ体操で地域と交流を持つほか、区長や行政、消防団などで構成される「ふれあいネットワーク」に出席し、独居高齢者の情報交換をしているそうです。毎月会報を発行し、見守りの声かけを兼ねて配るなど、クラブの存在もしっかりアピール。クラブの主な活動のひとつ、会長が講師を務める「花づくり講座(寄せ植え)」も珍しい活動です。



②姫島村老人クラブ連合会 島崎勝廣会長
 姫島村老連は、村内6クラブがまとまって活動します。毎年行っているのが伝統料理の伝承です。老人クラブでサツマイモを育て、かんころ餅などを作ります。島崎会長は「かんころ餅は空豆のあんこで食べるのが一番おいしい」と言います。畑の整備や料理作業を一致団結して行う姫島村老連。会員相互だけではなく、地域の方々とのつながりもこの活動から深まっているとのことでした。



③杵築市 須崎老人クラブ 阿部英行会長
 地区内65歳以上の方は自動的にクラブに加入してもらっているという須崎老人クラブ。自治会主催の行事には積極的に参加したり、研修旅行には今年から行政がバスを貸してくれたりと、地域との良好な関係が窺われます。地区内には防災士が6人いて、それぞれ担当の家を定期的に見守ってくれているそうです。現在の課題は、クラブの高齢化が進み活動が停滞気味であるということ。今後は60~70代の若い世代に向けて声かけを展開していきたいとのことでした。


 休憩後は、杵築市役所 農林水産課水産係 八田修主任から、杵築市守江湾におけるアサリの里づくりについてご講演いただきました。普段聞くことのないアサリを育てるための工程や調査などを教えていただき、参加者も興味津々で聞き入っていました。
 

 最後は次年度開催地の国東市老連 宮崎会長から閉会のことばをいただきました。


 杵築市老連の皆さま、ご協力ありがとうございました!
次回は11月21日、県北地区での発表会です。