老人クラブ優良活動事例発表会を開催しました(県北地区編)

 令和5年11月21日(火)、宇佐市役所で「老人クラブ優良活動事例発表会(県北地区)」を開催しました。
オープニングは「宇佐小唄を踊る会」の皆さんが歓迎を込めて伝統の踊りを披露。宇佐小唄は宇佐神宮の四季を歌にした由緒あるものなのだそうです。
踊りに拍手を送ったあとは、宇佐市老連 久保 晃会長の挨拶で発表会を開会しました。
 

 事例発表の内容は以下のとおりです。

①中津市 西大新田和交会 松本 通康会長(中津市老連会長)
 
 西大新田和交会は、全体の約80%が70~80歳代です。中には施設に入所されている方もいるとのこと。松本会長が、会員がクラブに対して何を望んでいるかについてアンケートをとったところ、「話し相手」「困りごと支援」「情報伝達」という答えがある中、「最期のイベントで弔電を読んでもらえる」という回答が一番多かったそうです。老人クラブの一員として最期まで仲間に見守ってもらえる、というところに魅力があるのかもしれません。


②豊後高田市 築地老人クラブ 河野 三男会長
 
 豊後高田市都甲地区で活動する築地老人クラブは、地区でも盛んな「かかし作り」を行っています。家族団らんや魚釣りの一場面、黒田軍と吉弘軍の合戦などをかかしで表現し、その出来映えは思わず立ち止まってしまうほど精巧です。他にも蕎麦打ち体験や、老人クラブでは珍しいYouTube講座などを開催。会員もユニークな活動を楽しんでいるようです。令和4年度は近隣の吉弘地区に働きかけ、吉弘老人クラブの新規立ち上げの立役者に!今後も楽しい活動を通して仲間づくりを進めていってくれることに期待します。


③宇佐市 うさクラブ千寿会 事務局 谷井 末子さん
 
 宇佐神宮の近隣にあり、「宇佐小唄を踊る会」メンバーも多く加入しているうさクラブ千寿会。グラウンド・ゴルフ大会や手芸作りなど、趣味の違う会員でも楽しめるよう様々な活動を取り入れています。会員数が97名と大きなクラブのため、連絡伝達に漏れがないようにクラブ内に支部長を置き、連絡網を整備しているとのこと。「会員は皆若い!」という谷井さんの言葉どおり、紹介された写真から生き生きと活動に励む会員の姿が伺えました。


 発表会のあとは「ふるさとの達人」三浦 芳行さん(芸名:豊後屋 歌八)の落語・爆笑トークを楽しみました。
三浦さんの噺に会場からは笑い声があがり、最後の噺「長生きの会」を終えると満場の拍手でした♪
(「達人」派遣の詳細は こちら 
 

 閉会の挨拶は次年度開催地の中津市老連 松本会長から。


 宇佐市老連の皆さま、ご協力ありがとうございました!
次回は11月30日の豊肥地区です。