老人クラブ優良活動事例発表会を開催しました(中部地区編)

 令和5年12月6日、日出町で優良活動事例発表会(中部地区)を開催しました。
開会の挨拶は日出町老連 河野 正光会長からいただきました。
 

 発表内容は以下のとおりです。

①別府市 大畑老人クラブ長寿会 福田 恒憲会長

 大畑長寿会のモットーは「向かい3軒両隣後ろ合わせて7軒声かけ合って挨拶して仲良くしよう」です。会員増強の声かけを徹底しているクラブですが、まずは近隣住民と仲良くなることを優先しています。仲の良い人からの言葉が入会のきっかけになることは多く、老人クラブの楽しさも伝わりやすいようです。また、民生委員と情報共有をしたり一緒に友愛訪問したりと、協力しあえている様子が伺えました。福田会長は「できるだけ多くの人に会員になってもらい、会員相互の助け合いをしていきたい」「1人にならないよう、色々な人とお話できる会にしたい」と抱負を述べられていました。


②由布市 下市和交会 實松 昭廣会長

 クラブの名前通り、さまざまな活動を通じて交流を図る下市和交会。クラブの中にサロンを作り、グラウンド・ゴルフや卓球、歌、体操を楽しんでいます。コロナ禍も弁当やお菓子を配り、関わりを持つように心掛けていました。ふれあい溢れるクラブですが、地区の広報誌に会員募集のお知らせを載せた際は1件も連絡が来なかったそうです。實松会長達は個別訪問に踏み出し、直接活動計画を説明したところ数名の加入があり、来年度加入予約をする方もいたとのこと!会長達の熱意が伝わったのだと思います。チラシの反応が薄いと肩を落としそうになりますが、前向きな行動が大切だと感じました。


③日出町 日出団地老人クラブ(野の花会) 村井 春夫会長

 女性会員の提案で「野の花会」という通称がついた日出団地老人クラブは、奉仕活動に力を入れています。資源ゴミの回収では、回収カレンダーをラミネート加工し1箇所穴をあけて配ります。これで見やすい位置にかけることができ、濡れても大丈夫とのこと。各家庭が「分かりやすく出しやすく」なるよう心掛けています。登下校の見守りでは、通学路の交差点の他、治安が心配される地点にも隊員を配置し、より安全な見守りを行っています。細やかな気配りの感じられる当クラブは、区長(老人クラブ会員)や民生委員との繋がりも非常に厚いとのこと。地域でも大きな存在のようです。


 休憩のあとは「ふるさとの達人」モジュンダル由美子さんによる「笑いヨガ」を体験しました。8人の「笑いヨガサポーター」の盛り上げもあって、手拍子と笑い声で会場がとても明るくなりました 😆 
  

 閉会の挨拶は次年度開催地、別府市老連の花山 宣昭会長から。


 日出町老連の皆さま、ご協力ありがとうございました。
次回は12月12日、大分市地区で開催します。