地域支え合い(友愛)活動研修会を開催しました
令和5年12月11日、「令和5年度 地域支え合い(友愛)活動研修会」を開催しました。
県老連 牧 達夫会長が開会の挨拶をし、その後講演、事例発表、情報提供と続きました。
1.講演「メンタルブロックを壊そう。コミュニケーションから始める仲間作り」
(株式会社プルデンシャル生命保険 ライフプランナー 中村 謙 様)
老人クラブの会員増強には声かけが一番と言いますが、声をかけた相手に断れてしまったとき、もう一度声をかけることをためらってしまうときはありませんか?このような「気持ちにストップがかかる」ことを「メンタルブロック」と呼ぶそうです。
今回はこのメンタルブロックに負けないよう、日頃から信頼関係をつくるためのコミュニケーション法を学びました。相手に伝えているのは評価?感情?初めて会う人とも盛り上がる質問とは?「言葉は発するのではなくを選ぶ」ことを意識して、今後の活動に活かしていただきたいと思います。
2.事例発表「結び合う手と手と手」
(臼杵市野津町 秋葉のそよ風 代表 大塚 喜美子 様)
地域サロンが老人クラブとなった「秋葉のそよ風」。活動地区はとても小さいそうで、活動日は皆が歩いて集まります。健康増進のため取り組む月2回のサロン活動では体操や脳トレを楽しみます。学校給食を配送してもらい、サロンメンバーで食事会も。
昨年度からはパワフルシニア活動応援事業の補助金を使い、グラウンド・ゴルフを始めました。小さい地区ならではの仲の良さで、和気藹々と活動している秋葉のそよ風の会員さんは、どの写真を見ても生き生きとされていました。
3.情報提供 県老連協賛企業のうち、2社のご担当者様から役立つ情報をいただきました。
「身元保証事業者 開設マニュアル」(一般社団法人 おおいた高齢者身元保証協会 理事 橋本 美秀 様)
「いま考えておきたい あなたのお家のはなし」(株式会社 大分かぼす不動産 代表取締役 井上 洋和 様)
協賛企業のホームページは、トップページにバナーを張っています。
昼食後はグループワークを行いました。タイトルは「住み慣れた地域で暮らしていくために」。もし自分が支えられる側になったら、地域にどのような支援をしてほしいかについて書き出し、老人クラブとしてどのような支援ができるかを考えました。
希望として聞かれたのは「移動について(福祉バスの充実、買い物や通院の送迎など)」、「生活支援について(庭木剪定、ゴミ出し、食事など)」でした。食事については、「弁当を配るのは大変だが、メニューの提案などは出来るのでは?」とおもしろい意見もでました。
参考に・・・東京都 味わいクラブの取り組み※全老連発行「みんなで元気!!コロナ禍の老人クラブ活動」より
(月刊全老連2021年7月号の7ページにも掲載されています)
今後の活動の発展につながれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。