老人クラブ優良活動事例発表会を開催しました(県南地区編)

 令和5年12月15日、今年度最後となる優良活動事例発表会(県南地区)を佐伯市で開催しました。
開会前のアトラクションを飾ったのは、今年度「ふるさとの達人」に登録したばかりの「つるみの会」。歌と手品のグループです。
代表の田中つるみさんは佐伯市出身。20年以上、得意の歌で施設などへの慰問を続けています。手品をするのは津久見市出身の上田さんご夫婦。カラフルな布やリングを使ったものと見応え十分です。来年度から名簿冊子にも掲載予定ですので、ぜひよろしくお願いいたします。
 

 発表会の開会挨拶は佐伯市老連 柳 信夫会長からいただき、その後以下のとおり事例発表が行われました。


①津久見市 入船みつば会 会長 松本 吉彦さん

 「みつば会」という名前には、「三つ葉のように地区内(東町・西町)が丸くまとまることで入船地区の繁栄を願う」という意味があるそうです。地区の行事への積極的な参加、健康サロンを通して会員外の方ともふれあう機会の多い当クラブは、名前の由来のとおり、入船地区の繁栄・活性化に大きく寄与しているのではないでしょうか。松本会長は、先日行われた津久見市盛連の支え合い研修会でも発表されています。( 「津久見市 地域支え合い活動モデル老連研修会」記事 )

②佐伯市 弥生百寿会 会長 髙司 義美さん
 
 10年間老人クラブのなかった「弥生支部」に、今年度待望の1クラブが復活しました!もともとグラウンド・ゴルフ愛好会として活動していた髙司会長は、市老連のスポーツ大会が弥生支部のグラウンドで行われた際、手伝いに行かれたそうです。そこで市老連の柳会長から「老連にはこんな大会もある。弥生支部もどうですか」と声をかけられたことがきっかけとなり、単位クラブの立ち上げに踏み切ったとのこと。
 現在、社協や老連と連携して地域の困り事などの情報共有を行っているそうです。今はグラウンド・ゴルフに関する活動が主ですが、今後は老人クラブとしての活動を増やしたいと話す髙司会長。市老連だよりに記事を載せ、活動する姿を見せることで、加入者を増やすきっかけにしたいと考えられているようです。今後、弥生支部に仲間が増えることを期待します!

③臼杵市 秋葉のそよ風 会長 大塚 喜美子さん

 12月11日に県老連が開催した「地域支え合い(友愛)活動研修会」でも発表くださった大塚さん。本日の発表会でも、野津町と秋葉のそよ風の魅力をたくさん発信してくれました。
( 「地域支え合い(友愛)活動研修会」の記事 )


 休憩後は、大分県老連 健康づくり推進員 廣島 忠士さんから「老人クラブ活動と健康づくり」のタイトルでご講演いただきました。
大分市老連の単位クラブ会長であり、地域の体操教室の講師でもある廣島さんいわく、「体を動かすことはお薬」!
一人でやっていては三日坊主で終わることでも、仲間と一緒なら!ということで、老人クラブのような集まる機会で体操をすることはとても良いことだといいます。
 講演の最後に脳トレと体操をし、笑い声の中終了しました。
  
 閉会挨拶は次年度開催地、津久見市盛連 伊井 操会長から。


 佐伯市老連の皆さま、ありがとうございました。