いろんな音が楽しい!中城町六五クラブ「ひびきの会」

 日田市中城町の老人クラブ「中城町六五(ろくご)クラブ」は、今年度のパワフルシニア活動応援事業を活用し、太鼓クラブ「ひびきの会」を結成しました。和田忠義会長は「足の悪い方のために座ってできる活動を考えたところ、民謡太鼓の経験者がいたことから太鼓クラブの設立を思いついた」と話します。「スポーツなどは参加したくても出来なかったが、太鼓なら」と女性会員から希望の声が多く上がり、17名が集まりました。指導を務めるのは、民謡太鼓の経験者である石井小夜子さんと石松順子さんの2名です。

 毎週火曜日の午前中に練習を行うという「ひびきの会」の活動を見学してきました。
この会の面白いところは、会員のうち本物の太鼓を扱うのは指導者のお2人だけというところ。
他の会員は?というと・・・

  

 箱や発砲スチロールを布でくるんだもの、鍋、お風呂用の椅子、大きな竹筒などのオリジナル太鼓を叩きます 😳  
太鼓や箱のドンドン!に混じって、鍋のカンカン!竹のカッカッ!が良いアクセントになり、祭りのお囃子のような雰囲気です。

 現在、2月17日(土)に開催される「生きがいグループ合同発表会」(日田市老連主催)に向けて3曲を特訓中とのこと。
普段は大きな休憩を取らず、1時間しっかりと練習しているそうです(この日は県老連のためにお茶の時間を設けてくれました♥)。
73歳の方から最高齢は91歳の方まで、おそろいの法被と手作りのハチマキで、大舞台を前に頑張っています。
おしゃべりを始めると笑いが絶えない「ひびきの会」の皆さん、発表会の成功を願っています!



 六五クラブでは歴代の会長が会報を作成しており、令和6年1月19日発行のもので第400号を達成したそうです!
毎月1回発行しているということなので、30年以上続いているということになります。
会員も95名と大きな六五クラブ、これからも町内を代表する老人クラブとして楽しい活動を続けていってほしいと思います。
ありがとうございました 😀